逢ひあらば のち離るるを 知りつつも 目に見えぬ間に いさ往ににけり
二本線 子を授かるは 妻なるを いと膨らむは 我が腹ぞなる
皿洗ひ せざりし台は い積もりて 嫁を窺ひ 束子ぞ握る
土砂降りに 東の国の 我が妻へ 稲妻となり 渡らむと思ふ