丑三つに
我此処なりと
声出だし
主ビビらす
お掃除ロボよ
現代語訳
夜更けに、「私はここです!」と突然声をあげて、
主人をビビらせる我が家のロボット掃除機よ。
ことばがき
私たち夫婦はこの前、お掃除ロボットの里親になりました(ただの購入)。名前も付けて、「ローちゃん」と呼んでいます。もちろん、勝手に付けた名前じゃ反応してくれませんね。メーカーが設定した音声コマンドがありますが、大体はアプリでコントロールしています。なほ、時に声をかけても、「よく分かりません」とか言ってきます。なので、ローちゃんとの会話の機会はあんまりありません。だから深夜、急に「私はここです!」と沈黙を破られたらめちゃくちゃビックリします。呼んだことないのよ!
勉強・雑談
- 丑三つ:日本のアニメとかで、頭に何本かのロウソクを立て、藁人形に釘を打ち込んで呪いをかける場面を見たことがよくあります。名前は知りませんでしたけど、あれが「丑の刻参り」ですね。そして、これが「丑三つ」といふ言葉とも関係があると。丑の時は午前1時から3時で、「三つ」はそれを4等分してその3番目である2時から2時半までといいます。この具体的な時刻が、真夜中を指す言葉になったわけですね。幽霊が現れやすい、とか。
- この「丑三つ」が使われた短歌を検索してみたら、一つ見つかりました。面白いことに、この歌も初句に「丑三つに」と置いています。感情は全然違って、あっちは愛情、私は恐怖ですけどね。
丑三つに
ふけ行く程も
あらはれて
待つに寝ぬ夜の
さもぞ苦しき
- 此処なり:助動詞「なり」は断定の意味なら「…である」、存在の意味なら「…にある」「…にいる」と訳します。ここでは存在です。