紅べにはるか
生なまで食くふまじ
火ひに焼やきて
一口ひとくち食くはば
チョコより甘あまし


現代語訳

紅はるかは、生では食べるまい。
焼いて、一口食べてみれば、チョコレートよりも甘い。


ことばがき

うちの父は薩摩芋とか栗を生で食べちゃうんです。そんなー!
妻は「日本でそんな人見たことない。」と言ひます。
無論、父が薩摩芋や栗を皮まで食べるのではありません。振り返れば、家で、タンクトップ姿の父が果物ナイフで栗の皮をむく場面が思ひ浮かぶのです。とても懐かしい記憶ですが、多分今でもそうやって食べると思います。


勉強・雑談

  • 食ふまじ:「食ふ」の活用は【は未然/ひ連用/ふ終止/ふ連体/へ已然/へ命令】。「まじ」は終止形に接続する。「まじ」にはいろんな意味があるが、ここでは④「打消の意志」にしようと思いました。父は生で食べますが、私は決して生で食うつもりはありません。
  • 食はば:「ば」が未然形に付いてるので、「順接の仮定条件」になるでしょう。「食べたら/食べてみたら」くらいにしようと思いました。